Twitterで盛り上がってる身内企画ものです。「なんだよアンタ…」荒みきった目で少年は目の前のふざけた青年を睨みつける。派手な金髪、真っ赤な瞳、着崩した高価そうな上着に妙に親身な口調。こういう手合いは決まって詐欺師か何かだと、少年は身をもって経験していた。ちらつかせたナイフに怯んだ様子もなく、青年は「もっと穏便に渡ったほうがいい」などとやけに熱心に説き伏せてくる。余計なお世話だった。
2014-01-22 00:51:35 +0000