97年のWRCからはWRカーの車輌規定が新たに採用されました。それに合わせて97年のWRCからスバルが持ち込んできたのがこのインプレッサWRCです。
ベースは従来の4ドアセダンのWRXから2ドアクーペの(スポーツグレードではない)リトナへ変更。従来よりもボディがワイド化され、特にコーナリングで更に戦闘力が増しました。
WRカー元年の97年は開幕のモンテ、スウェディッシュ、サファリで開幕3連勝を打ち上げ、最終戦を前に3年連続のマニュファクチャラーズ・タイトルを決め、最終戦もコリン・マクレーが地元優勝。しかしマクレーはドライバーズ・タイトルをあと1歩のところで逃し、年間2位に終わりました。
数あるラリーカーの中でも、鮮烈な青の555カラーを身にまとい、弾丸の如き速さを誇るこのマシンが最も好きです。
イラストは97年のコリン・マクレー車です。
2013-12-27 13:51:25 +0000