「なにをもって私を勇敢なる者などと呼ぶのか。」
(なにが勇者よ、これじゃまるで私が魔王じゃない)
■マリーヌ(マリー)
女/18歳/158㎝/一人称:私 二人称:貴女、君、呼び捨て、貴様
(口調は人前では堅い感じですが、本来は歳相応です)
15歳のときに両親、故郷、友人を魔物に全て奪われ、誰にも心を開こうとしない。
ただ早くこの役割から開放されたいと願っている。明るく朗らかだった少女。
世界が滅びるのを危惧した魔物が彼女をさらい、育てた。
魔術の素養が高く、主に魔法を駆使して攻防をする。
(剣も持っていますが護身用くらいのもの。望まれれば剣で命を絶つことも厭いません。)
勇者勇者といくら掲げ上げられようが、ただ自分は魔王を殺すために生まれた存在。
そして人間と変わらない姿でありながら人間とかけ離れている自らを、自分こそ魔王みたいだと、やや自嘲気味。
自分を殺すことができる唯一の存在である魔王に興味がある。それくらいしかないのかもしれない。
好きなものは植物、動物。嫌いなものは魔物。
■宿命を結ばさせていただきました。ありがとうございます…!
豊穣と退廃の魔王様【illust/40275961】
「貴様が魔王なのか……貴様か私が死ねば、この役割から開放される。殺すのならば殺せ。
――その意志がないというのなら、大人しくその命を差し出せ。」
(私の大切なものは、貴方を殺したところで戻ってこないのだけど)
台詞等は後ほど追記させていただきます。
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これはかわいそうなおんなのこのおはなし。
ありふれた、どこにでもあるような小さな村。
そこで少女は育ちました。
優しい父と母のもとで、ごくふつうのおんなのことして。たいせつに、たいせつに。
少女が15歳になったある日のこと、村は魔物に襲われ、村人はみんな、死んでしまいました。
少女も大怪我を負い、ああ、私も死んでしまうんだな、と思いました。
でも、死ぬことはありませんでした。傷は跡形もなく消えていたのです。
横たわり、混乱する少女を取り囲む魔物たち。
これから私はどうなってしまうのか、少女は瞬きも忘れ、ただ魔物たちを見上げることしかできません。
「……やっと、逢えましたね。貴方をずっと、お待ちしておりました。勇者様。」
少女は何を言われているのか、理解できませんでした。
気付いた時には魔物に身体を抱えられていました。
これはきっと悪い夢。そう信じて瞼を閉じました。
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■【Pixiv救世主】魔王と勇者の物語(illust/39939230)に参加させていただきます。
何か問題等ございましたらメッセージからお願いします。
■世界観は剣と魔法のファンタジー世界。ありふれてる感満載の背景をもつ勇者です。
ただ魔物が育てたというだけで、ごくごく普通の、ただの女の子です。
箱庭に入れられた囚われのお姫様のようなイメージです。
いろいろ書いてしまいましたが世界観などはお相手様に合わせたいと思っております。メッセージなどでお話していけたら。
バトルに重きは置きません。ほのぼのでも殺伐でも。どんなさいごでもすきです。
R-18、R-18Gはあまり描く気はないですが展開次第では。過度な描写は得意ではありません。
普段はこちらに【twitter/8ruma_】います。
キャプション随時変更します。
2013-12-14 14:59:25 +0000