【ぴくメシ】フレデリカ【勇者】

蒼鴉

「兄さまに代わり、きっと私がこの世界を救ってみせる、必ず!」
「みんなが幸せになるのなら、その居場所を守るためなら、私は男にでもなんにでもなってやる!」


今から十六年前 
星を宿し生まれる一族に、双子の兄妹が誕生した
絶大なる星の魔力を宿した体の弱い兄と、力は弱いが天性の弓の才を持ち生まれた健康な妹
双子は近い将来、勇者となる宿命を背負い、人々の期待を受けて生まれた子供たちであった
しかし、その宿命を背負うのはどちらか一人であり、どちらが選ばれるかは15年後の神託の日が来なければ分からない
そんな二人を、いずれは二人を引き離し命を投げ打たせることを承知の上で、大人たちは神の宣託を受ける日まで大事に守り続けた
だが大人たちの思惑など気にも留めず二人は仲睦まじく、互いに足りないものを補い合い、周囲の人々の愛を受けて伸びやかに育っていった

そして双子が齢15を迎えた頃 神により神託が下された

この時を以て魔王を討伐する任に付くのは魔力の強い兄と定められた
だが人々は困惑した 元来体の弱い兄は魔王を倒すどころか旅立つ事すら儘ならぬ状態であり、魔王討伐は絶望的といってよい状態であった
このままでは勇者は不在となり、魔王に世界を滅ぼされるのを黙って待つことしか出来なくなってしまう
人々は迷い、考え、一つの答えを導き出した

「彼が行けぬのなら、彼の妹で弓の名手であるフレデリカを代役に据えよう」

そして反対する兄を説得し、彼自らの力を宿し、創り上げた星弓「南十字」を彼女に託し、人々はこう告げた

「貴女の兄が貴女の為に創ったこの弓を使い、彼に代わり魔王を討ってほしい」

妹は問うた
「そうすれば、みんな幸せになれるの?」
「そうすれば、兄さまは元気になるの?」
「そうすれば、神様はみんなを救ってくれるのね?」

「それならば、その宿命は私が背負いましょう」


そうしてたった十五歳の妹は、兄の宿命を受け継ぐことを決意した
星の光に染まった、長く美しかった髪を切り、兄の服を身に纏い
託された弓を携えて、まだ見ぬ宿命の相手を探しに ただ一人旅に出た

大好きな兄、大好きな家族 大好きな人たち
その全てが生きる世界を守りたい
唯一つ、その想いだけを抱きながら

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フレデリカ
女/16歳/160cm
一人称:私 二人称:貴方、~殿、貴様、など

星を宿して生まれる一族の出であり、星魔法と星の力を宿した弓を使い戦う
マントの止め具に使っている十字架の中心にフレデリカが持って生まれた青く輝く星の光を宿しており、
彼女が生きる限り深い闇の中でも光を失う事はない
だがそれはすなわち、星の光が消えたときフレデリカの命も消えてしまうということでもある
星に祈る事で、魔王がもたらした災厄を祓う力が与えられている

星弓「南十字(サザンクロス)」
フレデリカが扱う弓で、彼女の兄が彼女のために
自らの力である「星の光を生み出し、宿す」力を利用して作り上げたもの
撃ちだす矢には青白い光が宿り、流星の如く敵を貫き魔を祓う力がある

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男装し、男言葉を話し男のように振舞う勝気な少女 
体の弱い兄に代わり、勇者の宿命を背負う事になった身代わり系勇者です
兄として行動しているため、女扱いされると激怒します あくまでも自分は男と言い張る
使命については、自分の大事な人が暮らす世界を守るためなら、という感じで受け入れています
でもそれが報われるかどうかは後々まで分かりませんし、元は15歳の女の子なので重圧に苦しむ事もあるようです
甘いお菓子類が大好物 特にチョコレートケーキに目がない

世界観について
よくあるファンタジーな世界です 剣と魔法の世界
細かい設定はないです、お相手が出来ましたら都合よく擦り合わせて繋げていけたらいいなと思っております

・重度のR18GはNGです
殴る蹴る首絞めや斬りつけたり肩に剣ぶっ刺して磔にしたりというのはOKですが、
腕や足が吹っ飛んだり内蔵出たり眼くり抜いたりいきなり殺したり、そういうのはNGでお願いします
・ハッピーエンド推奨です
モノによりますが、救いのないバッドエンドは苦手なので出来るだけハッピーエンド、
または何らかの救いを用意したバッドエンドに持っていける方だとありがたいです

宿命相手様の申請メッセのお返事は3日ほどお時間いただく場合があります
よろしくお願いします!
何かありましたらメッセにてご連絡いただけますと嬉しいです

キャプション随時更新

#【ぴくメシ】#【ぴくメシ勇者】#【魔王募集中】#Blueraven

2013-12-01 12:00:50 +0000