「言葉が交わせるなら解り合えるって思うのは、甘いだろうか」
「この世界が正しいかなんて分からない。が、守ってみせる。そういう宿命だからな」
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とある森の奥深くにある、幾筋もの光に満たされた聖地。そこに住む者たちがいた。
魔的能力は非常に高いが、争いを好まず身体が脆弱な為、魔王討伐に消極的であった。
しかし世界の存亡がかかる事態になったため、村から一人討伐へ向かわすことになった。
そこへ身寄りもなく、幼少時から剣術を嗜んでいた青年が名乗り出る。
外界へ出た彼に、間も無く目映い一筋の光が降り注ぎ、彼は"勇者"と成った。
❇Scalae(スカライ)
性別:男/勇者/身長:178cm/一人称:俺/二人称:お前
生真面目な青年。難しいことを考えるのが苦手なため直感で動く。
何も考えずに空を飛ぶのが好き。翼の手入れは欠かさない。
魔法は治癒にあたるものしか使わない。攻撃的な魔法は魂を削るという。
魔王については殺さず、話し合いでどうにかならないかと思っている。
白の剣の名はCrera(クレラ)。魂を光へと導く。
黒の短剣の名はAncrera(アンクレラ)。死の闇を呼ぶ。抜いたことはない。
無事素敵なご縁をいただくことができました…!ありがとうございます
❇宿命の魔王 ノラさん【illust/40030221】
「……言っておくが、この翼はファッションじゃない」
「どうしてそこまで死に想い入れる?生きるための命だろう」
「ノラ、永い時を生きたなら教えてくれ。この世界のこれまでと、これからを」
――「彼」は薄く輝く鈍色の曇天のよう。
翼はただしずかに風を待っていた。
それが追風か、はたまた嵐かは、分からなくとも。
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Pixiv救世主 魔王と勇者の物語【illust/39939230】
何か問題等ございましたらメッセ頂けると助かります。
キャプションは随時編集します。
2013-11-30 18:22:09 +0000