1970年の大阪万博が開催。その会場である千里丘陵までは北大阪急行電鉄が開業し、御堂筋線が乗り入れた。車輌近代化のために投入された車両が30系である。スキンステンレス車とアルミ車の8両編成が運用された。後になかもず延伸に伴い9両編成化が実施されたが、当時既に御堂筋線にはアルミ車編成のみしか残っておらず、また以後の新型車への置き換えも計画されていたため、増結に必要な車両の新造は一切行わず、10系9両編成を2本新造し、残りは組み換えでやりくりした。冷房を装備する10系量産車の投入で、スキンステンレス車が谷町線・四つ橋線・中央線に、一部のアルミ車が中央線に転出となった。続いて21系の投入で残りのアルミ車が千日前線に転出または廃車となり、1993年の御堂筋線の冷房化100%達成とともに同線での運用を終了した。なお、最後まで残っていた3014F・3022Fはそのまま転用されずに全車廃車となっている。ベースはHULUCAさんuser/3783900の絵です。
2013-11-12 04:46:35 +0000