■蝦羽出 静峰 (えびわで せいほう 1589年ー1659年)
江戸時代初期の朱子学派の儒教学者。農民などによる武装蜂起、百姓一揆の裏で暗躍したと言われている。
祖谷山一揆、島原の乱、小浜藩領承応元年一揆などを指揮したと言われている。
蝦羽出は朱子学の思想の多くに感銘を受けたが唯一、幕藩体制の下の身分秩序については反発の姿勢をとり、後に独学で朱子学を学びなおし、人は平等であるべきという考えを持つようになる。
幕府や藩により圧政をしいられている村々に出向いて、村民に朱子学と平等を教えた。
平等が得られぬのであれば武力もやむなしという蝦羽出の考えは村民を次第に武装蜂起へと導いていった。
指導者である蝦羽出静峰の名を叫び続けたといわれる一揆は、遠くアメリカにも伝わり、ラッパーたちの「Everybody say ho ! 」というかけ声になったとかならなかったとか
弟子に蝦羽出静栄(えびわで せいえい)、蝦和出静葉(えびわで せいよう)がいる。
2013-10-30 13:38:08 +0000