*さて、本日の短時間挑戦も引き続きお車で御座います。
御覧の通りアヴェンタドールに張り合うほど直線で構成された一台。
その上、部品の絡み合いなども複雑な構造で、それを理解するだけでかなり骨で御座いました。
当然、お時間は28分と言う結果に。
*本日のお車はWモーターズ社のLykan Hypersportで御座います。
中東はレバノンの首都ベイルートにあるこちらのスーパーカーメーカーが作った処女作で御座います。
まあ、中東などの系統は貧富の差も信じられないレベルですし、有る所には逆に有り余るほど有るという状況ですからねぇ。
ですので、こう言ったメーカーが存在してもおかしくは御座いませんね。
唯、海外からの進出にはかなり難題も御座いますけれど。
一番の問題は宗教による考え方の違い。
ですので、そんな無理をすることも御座いません。
何より、スーパーカーを購入なさりたい方々は海外まで自家用機で訪れて購入して行かれるようですし。
それはさておきまして、何やら複雑な絡み合いがあるので、ほぼそのままコピーで参ります。
イタリア リヴィリのMAGNA STEYR Italia srl社やデザインスタジオID4MOTIONなどと共同で開発される同車はポルシェモデルのコンプリートカスタムモデルなどをリリースしているドイツのチューナーRUF Automobile GmbH社が開発した最高出力750hp/7,100rpm&最大トルク1000Nm/4,000rpmの水平対向6気筒ツインターボエンジンを炭素繊維のモノコックセルの後方に配置。
シャシーという車体の底板ではなく、金属の棒で包まれた搭乗席を含む中心であるモノコックセルの後方に置くのでミッドシップと成っておりますね。
0から100キロまでを2.8秒で走り、最高速度が385キロと発表されております。
当然、素材も高級素材ですし、エンジンも強力となればお値段も相応で、何と250万ユーロ、約3億3400万円とのこと。
そして、生産数は僅かに7台のみと成っております。
まあ、共同開発の上に処女作とあってはそうそう数も出るはずも御座いません。
そう慣れは必然的にお値段は圧縮されて行き、こうなるわけで御座いますね。
面白いのはドアの付け根が後方にあり、普通とは逆に開きます。
跳ね上げ扉にしなかったのは真似をしたくない拘りなのかしらねぇ。
唯、こちらの方が違和感こそ御座いますが、乗り降りの際は楽そうですね。
一見して鋭い直線のみで構成されたデザインは格好良いのですが、後輪部分と残りの前部のつなぎ目が腰が浮いているように見えてしまうデザインは流石に。
黒い部分で普通のお車と変わりない形状にはなっているのですが、いかんせん目立ってしまう白い部分のお陰で腰を浮かせているかの様に見えてしまいますね。
それに加えてドアの開き方が逆ですので、余計腰が浮き上がった印象を強めてしまっております。
現状は未だ他社との共同開発で虎の威を借る狐と言った所で御座いますが、これが売れて元が取れればその内自社で全てを開発し始めるのかも知れませんね。
まあ、初期段階はエンジンだけは外部と言うことになるのでしょうけれど、ボディーだけは自社開発と言う事になるのでしょうねぇ。
その時に初めてこの会社の真価が問われると言った所でしょうか。
*本日の搭乗者さんは凄まじい能力を持ちつつも、未だ借り物の力という感の拭いきれない一台で御座いますので、地上の悪戯兎さんで御座います。
神獣特有の神懸かった強運を持つ物の、大体は誰かの後ろにこっそりと隠れて動き回る兎さん。
自身でもそこそこの実力がある物の、それを惜しむ傾向がかなり強いご様子。
そんな彼女で御座いますが、永遠亭の看板を背負っているのも又確か。
常日頃恐ろしい程タイトにチューニングされたお車でレースごっこに参加させられて半泣きになりつつ運転している月の兎さん。
流石にあれには絶対に乗りたくはない物の、一台のみの参加では何かと面倒なレースが多いのも確か。
能力を妨害に使わない限りは何でもありなので、お車を使った走路妨害は当然必須の技。
一台では良いカモで御座います。
そこで今回オモイカネさんが補助の役目として地上の兎さんにプレゼントしたのがこちらの一台。
元が強すぎるので改造のしがいが無いとのこと。
悪戯好きと言う事は、相手の心理を読むことに長けていると言う事。
当然、その利点を活かし、走路妨害を悉く潰して永遠亭の独走を影ながら支えるのでした。
2013-10-21 10:11:42 +0000