バサルテス要塞に踏みとどまり、侵攻してくるウィンドラント軍を返り討ちにせんと猛威を振るう巨人族・・。「南剴の旅団」はこの只中で、圧倒的な数で迫るシャルル軍の追ってに苦戦を強いられていた。ふと、黒い影が突如グワロ達の頭上に現れる。その黒い影は、爆破系魔法でシャルル軍の兵士を一掃した。顔を上げた旅団員達が目にしたその姿は、まさにグワロの被る兜そのものの頭部をもつ竜であった。グワロは一瞬、防具屋の店主の言葉を思い出した。「旦那、いい買い物をしたな・・。」その意味を考える間もなく、グワロは次なる兵士へと剣を向けるのであった。■竜説明:名はバマ・グ・トルア。爆破系魔法を使い、小型モンスターなどを一網打尽にする。体長は5~10mで比較的小さめ。■「カーム高原まで撤退とは、臆したかエレイン。我等巨人族を最初の盾として配備した真意は・・。一族の根絶か、それとも信頼の証か・・・。」ギガンダル軍の動向を知ったグワロは密かにそう呟いたという。■キャラお借りしました^^【illust/3825504】■企画主様【illust/3520600】
2009-04-17 14:46:43 +0000