「ねえイーノック、のうふ?してた頃の話聞かせてよ!」「そうだな…土を耕したり、種を撒いたり…そんなことの繰り返しだから、とくに面白いことはないと思うが…」「えー、それでも聞きたいなぁ。そうだ!一番大変だったことってなんだった?」「うーん…そういえば作物を荒す動物に手を焼いていたな。そいつがまた大きいイノシシで…あの時は本当に参ったよ」「いのしし?」「毛むくじゃらで鼻の大きな獣さ。小さいうちだけは可愛い」「あはは!へんなのー!」 アルマロスにとってイーノックの話はなんでも初めて聞くことばかりだっただろうし(たぶん)、他愛のないこともニコニコしながら聞いていたんだろうな。そうだととても可愛い。
2013-09-27 12:10:39 +0000