バイシュエに、将来を誓い合った男女がいた。男はギガンダルの血を引き、女はギガンダルとアカツハラの混血であった。女は男の母国へと行けない代わりに、せめて結婚式は男の母国と同じやり方で挙げたいと願った。男はそれを快諾する。だが、結婚式を挙げる前に男は兵士として戦場に駆り出される。女は男を待ち続けると誓った。何年経とうとも、男が死んだ後も、ずっと待ち続けている。例え、自らが幽霊になろうとも。男の母から譲り受けたドレスはこんなにも擦り切れ、汚れてしまった。「――あの人はまだ帰ってこないのかしら」 ★迎えに来ても、死んだ男の代わりに(幽霊だけど)嫁にしても使役しても着せかえても、というか何をしてもいいのよ。あ、お迎えやお婿はギガンダル国民の男あるいはついてない方で。ヤンデレ属性の幽霊花嫁はいかが。 ★サンザシという名前は自分の名前すら忘れた彼女にある旅人がつけました。花言葉は「私が愛するのはあなただけ」「たった一つの恋」。 ★毛はスノウホワイトで、ドレスももっと白いです。 ★時計はこちら(illust/3844776)、レースはこちら(illust/3322806)からお借りしました。 ★幽霊なんで足ないです。 ★能力的には「時間の流れが速く感じる魔法」と「時間の流れが遅く感じる魔法」を使えます。 ★白雪攻城戦→揺るがぬ暴風→黒耀門の守護者 でした。お疲れ様です。夫募集中です。
2009-04-13 23:51:06 +0000