第299弾は、ドワーフローデス。(不確定は035番のバルキリーで使用した「鎧を着た女」)
Lordessとはロードの女性形。ウィザードリィ世界でもかなり珍しい、女ドワーフの君主です。
ウィザードリィにおけるドワーフという種族は、高い腕力と生命力、そして信仰心を持っています。
これら3つは戦士や僧侶に必要な能力であり、その複合職と言えるロードにも当然、ドワーフは向いているというわけです。
実際ドワーフを前衛で使ってみると他種族との差は歴然。与ダメや命中精度は体感として2~3Lv分くらい違いますし、HPの伸びはそれ以上。タンクとしての安定感は抜群です。
正直前衛3人をドワーフで統一するとゲームバランスが変わってしまう程なのですが、その強さの割にあまり使われることが多くないのは、恐らくその無骨なビジュアルのせいでしょう。
がっちりしたヒゲ親父を好む層は、「可愛い」を国是とする日本においては異端ですし、ガチホモの世界においてすら少数派です。
さらに述べますと、女性のドワーフを使おうとするプレイヤーはもっと少数です。
というのもドワーフといえば「脂ぎったヒゲ親父」というイメージが強固に定着し、長らく「女ドワーフ」というものが絵などで描かれてこなかったからです。
一部では「ドワーフは女でもヒゲを生やす」という出所不明の情報に踊らされ、「ドワーフは外見上、男女の見分けがつかない」などという説まで出る始末。
ドワーフ女性はキレかかっています(想像)
それもこれも今までまともなドワーフ女性が描かれてこなかったせいです。最近になってようやくクイーンズブレイドなどで炉理ドワーフが描かれるようになりましたが、まだまだリアル系の方が不足しています。
これはいけない。
というわけで個人的にイメージしていたリアル女ドワーフを描いてみました。
でも全身鎧ではよくわかりませんね。ううん。
追記:最近ダンジョン飯という漫画で、ナマリという女ドワーフが登場しましたが、あのキャラが私的にドストライクです。ちょっとつっけんどんな態度も含め、まさに求めていたドワーフ女って感じで。
2013-08-19 12:10:16 +0000