登場人物
伊坂サイド
五十嵐薫里【illust/23686110】
ゲストサイド
鯨波さんの狛ちゃん【illust/24158096】
何か問題があれば、ご連絡お願いします。
以下、ストーリー
ここは決闘者による決闘者が決闘者の為に発展させたデュエル発展途上都市『遊都』
ここではデュエルによって様々な技術が発達し、デュエルを愛する決闘者であれば誰でも受け入れられ、日夜たくさんのデュエルが開始されている。
そんな中、この遊都内にある薫里の自宅である事が起きようとしていた・・・
薫「ねぇねぇ狛ちゃん」
狛「ん?何だい薫里?」
薫「狛ちゃんって何時もカッコいい服は着てるけど、可愛い服は着ないの?」
狛「え!?う、う~ん・・・持ってない訳じゃないけど、どうして急にそんな事を聞くの?」
薫「えっとね・・・狛ちゃんは何時もカッコ良くて可愛いんだけど、たまには可愛い格好をした狛ちゃんを見てみたいなぁ~って思ったんだ」
狛「ああ、そういう事か。でもねぇ、学校の制服を着れば女の子として認識してもらえるんだけど、それ以外だとそうは見てもらえない事の方が多いんだよね。まぁ、解ってくれる人は解ってくれるんだけどさ。薫里みたいに」
薫「そうなの?狛ちゃんはれっきとした女の子なのに?」
狛「僕としてもたまには可愛い服とか着たいけど、立場的にちょっと頼み辛くて・・・」
薫「そっかぁ・・・あ、私良い事を思いついたよ狛ちゃん!」
狛「え?良い事って?」
薫「それはね・・・もにょもにょ・・・」
狛「・・・え!?僕が!?」
薫「嫌・・・かな?」
狛「いや・・・嫌じゃないけど・・・でも僕だけってのも面白くないから、薫里もやってよ」
薫「うん♪良いよ♪」
数分後・・・
狛「よっと・・・まさか薫里の服を着る事になるとは思わなかったなぁ・・・」
薫「狛ちゃ~ん、着替え終わった~?」
狛「あーうん、終わったよ。薫里も出ておいでよ」
ガチャ・・・
薫「じゃじゃーん!どうかな?似合・・・狛ちゃん可愛い!!似合~う!!」
狛「そ、そうかな?というか、君本当に薫里?何か何時もと違って大人っぽく見えるんだけど・・・」
薫「何時ものカッコいい狛ちゃんも良いけど、可愛い狛ちゃんも凄く良いよ~♪」
狛「女の子に対する褒め言葉にカッコいいはどうかと思うけど、薫里は悪意が全然ないから悪い気はしないし、女の子っぽく見えるんだったら嬉しいかな」
薫「本当は狛ちゃんの尻尾みたいな髪の毛も似せたかったんだけど、そこまで髪は長くないから完全に狛ちゃんになりきれないのがちょっと残念かな~」
狛「僕の場合は逆にちょっと長すぎるんだけどねぇ・・・あのさ薫里、ちょっと聞いても良いかな?」
薫「うん、良いよ。何?」
狛「ずっと気になっていたんだけどさ、瀬奈や豪には名前で呼んでいるのに、僕の時は名字で呼ぶの?まぁ、薫里は皆の名前を2文字に略して呼んでいる癖は理解してるけど・・・」
薫「え?う~ん・・・狛ちゃんの場合はね、お飯事をやる場合だったら良いんだけど、それ以外だとちょっとおかしな事になっちゃうからなんだ」
狛「まぁ、お飯事の事は置いておくとして、試しにちょっと呼んでみてよ。ほら」
薫「う、うん・・・と、とーちゃん!」
狛「・・・」
薫「だ、だからね?こうやって呼ぶと狛ちゃんがお父さんみたいになっちゃうし、狛ちゃんは男の子扱いされるの嫌だから・・・あの・・・その・・・」
狛「・・・その理屈で言うと、僕は薫里の事を『かーちゃん』って呼んで良いって事になるよね?」
薫「えぇ~!?」
狛「・・・ぷっ、あははは♪冗談だよ冗談♪」
薫「うわぁ、びっくりした~・・・それにしても、狛ちゃんがお父さんで私がお母さんかぁ・・・それも良いかもね。そうだ♪折角だからこの格好を皆に見せに行こうよ♪ほらほら、レッツゴーですよ狛ちゃん」(手を引っ張りながら)
狛「ちょ、ちょっと薫里!?」
・・・以上、狛ちゃんの作者であり、マイピクである鯨波さんに捧げる誕生日イラスト&ストーリーでした。衣装チェンジは交流系イラストの定番ですが、やっぱり描いていて凄く楽しいですね。マジで狛ちゃんはツインテールが似合うなぁ・・・あと、どうでもいい話なんですが、こうやってストーリーを書いている内に狛ちゃんのCVが喜多村英梨さんで再生されるんですけど、鯨波さん本人はどう思っているんでしょうかねぇ・・・
最後になりましたが、鯨波さん、お誕生日おめでとうございます!!
2013-08-16 15:00:02 +0000