■疑問①
加速世界ではカラーチャートによってバーストリンカーは分類されている。
その中で赤が遠距離直接攻撃、青が近距離直接攻撃、黄が間接攻撃。緑と紫は中間色として二系統にまたがった属性を持つ。
となると赤・青・黄が主で緑・紫が補佐となるのだが、その場合《色材の三原色》と言う、図の下部分の色構成が適応される。ただし、その場合正しくは赤=マゼンダ・青=シアンでレッドとブルーは中間色扱い。しかも《色材の三原色》は現実世界における塗料の色の事。構成はマゼンダ・シアン・イエロー・グリーン・ブルー・レッド。
無制限中立フィールドはVR、コンピューターグラフィックの世界。コンピューターで再現される色は《光の三原則》で構築されており、図の上部分の色構成が適応されます。
ここでは赤・青・緑が主で黄と紫が中間色。構成はレッド・ブルー・グリーン・イエロー・シアン・マゼンダ。
何方もパープルとマゼンダの立場が変わっているものの、状況としては《光の三原則》の方が《純粋色》構成に近いのですが、そうなると赤・青・黄が主であるというならば、それは《色材の三原則》が加速世界のカラーチャートとして採用されていることになるのですが・・・
なお、どちらのパターンとしても中間色が一人足りません。
そして赤=遠距離 青=近接 緑=防御 黄=関節 という括りは違うような気がします。
■疑問二
図の上と下で背景が白黒で別れています。これは現実世界における《光の三原則》赤・青・緑をすべて等しい割合で組み合わせると白くなりますが、決して「黒は作り出せません」。コンピューターグラフィック上でのみ、RGBを操作して黒を作り上げる事が出来ます。
しかし画面下、《色材の三原則》では『黒が二つ存在します』。一つは赤・青・黄を均一に混ぜ合わせる事で発生する黒。二つ目は「最初から黒い色として作った色」です。
一つ目は混沌の色とでも表現するのか、原理的には存在する黒です。ただし実際は絵の具の構成などの都合により、限りなく黒に見えるが実際は別な色という扱いで、真なる意味で黒というのは二つ目の事を意味します。
ブラック・ロータスとブラック・バイスの関係とはこういう事なのでしょうか?
原作の今後に期待します。
2013-08-08 11:59:49 +0000