■Hornblower series (series of television drama) ホーンブロワーシリーズ(英国TVシリーズ)。
18世紀末から19世紀初頭の英国海軍ものがたり。原作もあるよー。
TV版の第一話The Even Chanceから、地味にものすごい人たち投入されてたんですけどね…!!
Mr Simpson and, Mr Clayton ジャック・シンプソン候補生と、クレイトン候補生。
■ジャスティニアン号の最先任士官候補生で暴君のシンプソンくんと、年長だけれどそんなシンプソンに立ち向かえず、ただ彼からイジメを受けた士官候補生たちを優しく介抱してやるしか術のないクレイトンさん。
最先任と言うことは、シンプソンくんのほうが海軍入りは年齢的に早くて、クレイトンさんは実際には年上だけど、少し歳が経ってから海軍入りした、と見ればいいのかな。
設定年齢が30代後半くらいだと思うけど、どうなんだろ。
勝手に、クレイトンさんは郷紳ジェントリの出で、叔父が不正取引で処罰、巻き込まれた無実の父も心労と借金で没落して死亡、兄がなんとか貧乏暮らしで一家支えてて、既に海軍入ってた次男(当時)19歳くらいのクレイトンさんの出世もここで断念確定(叔父の汚名)。14歳で士官候補生になるまで教養も楽器もひと通り的な。って妄想してる。
で、シンプソンくんは元々貴族の家に出入りする貧乏商人の息子で、貴族のツケの代わりに海軍士官候補生として紹介。親としては食い扶持減らせる的な程度。
大人の思惑もわかってるけど、はじめは出世夢見てたもののコネもなにもなく、他の後輩にすぐに出世していかれグズグズと崩れ屈折して行く感じ。もうそうたのしい!
■クレイトンさん(役のダンカン・ベルさん)があまりにも儚げ美人系の方なので、えらいことになった。コレは単に脅されている絵である。単に。
別にそんな気持ちで書いたわけではないが、腐れ縁で被虐的でちょっと共依存なシンプソン×クレイトンもえる。
シンプソンくん(役のドリアン・ヒーリーさん)が、通常は意外と冷静な口調で脅してくるので、それはそれで怖い。そしてそれがまたいい。
2013-07-09 14:07:06 +0000