たけじんカットマン「そうなんスよ…オイラ、ジャンケン勝負はなんでか苦手なんスよ…」 やよい「（ああ、たぶんチョキばっか出してるからだろうな…ハサミだけに）誰だって苦手なことの一つや二つ、あるもんだよ」 カットマン「そうっスよね…ところで、やよいはヒーローに憧れてるんスね」 やよい「うん！私ね、強くてかっこいいヒーローが大好きなんだ！」 カット「そっかあ…オイラも、ロックの兄貴の男前な生き様を追いかけてるっスよ…兄貴が止めてくれなかったら、オイラ達はあのままワイリーに悪の手先として利用されてたっスよ…」 やよい「ロックマンかあ…私もね、10歳の頃にロボット犯罪者に捕まっちゃってさ…あの時はすっごく怖かった…怖くて不安でいっぱいだった…けど、ロックマンが現れて助けてくれたの！ 傷つきボロボロになっても、ロックマンは歯を食いしばって戦って、人質にされた私を助けてくれた…。その時に『いつか私もロックマンみたいに、強くてかっこいいヒーローになりたい』って思ってたんだ」 カット「へへ…じゃあお互い、ロックの兄貴に助けてもらって、憧れてるってことっスね！」 やよい「うん！そうだね！（満面の笑みで）」 あかね「おい大変や！採掘場でBE王国の連中が！」 採掘場にて マーチ「くっ！岩石だからなかなかダメージが…！」 ピース「それに電撃も効かないし…」 カット「ローリングカッター！」 ガキン！ 岩アカンベェ「アカァン？」 アカオーニ「ガハハ！効いちゃいないオニ！」 カット「くっそう！カッターが…」 赤鬼「所詮、チョキはグーには敵わないオニ！さあやっつけるオニ！」 カット「くう…兄貴ィ…」 ピース「弱気になっちゃ…諦めちゃだめだよ！」 カット「！」 ピース「どんなにピンチでも、辛くても、ロックマンは絶対に諦めなかった！自分や仲間を信じて、平和のために戦った！だから私も、諦めない!!」 カット「やよい…」 ？？？「そうだよ…僕は絶対に諦めない！ ハイパーロックバスタアアアア!!」 ヒュイイィィ…ズバシュウ！ アカンベェ「アガガガ！」 赤鬼「うお!?何者オニ！」 ハッピー「あれは…まさか！」 ピース＆カット「ロックマン!!」 嬉しさと感動で、ピースの目に涙が零れる ロックマン「奴の弱点は爆弾系だろうね…それと、あの時助けた君がここまで成長するなんて、僕は嬉しいよ」 ピース「！」 書いてて泣けてきた
2013-07-09 03:32:24 +0000