本日の6.15は、皮肉にも、その時代の若者に大きな影響を与えた日である。 ■ 我々の世代にとっては、2010.6.15といえば非実在青少年条例を打ち破った記念すべき日であろう。 老人の勝手な決めつけを退け、若者がただ1つの勝利を初めて手にした日だ。 ■ しかし、その丁度50年前のその日、当時の若者であった樺美智子さんが権力の暴力によって命を落とした。 当時の若者が強いられた過酷な出来事。 ■ その当時、樺さんが闘った最大のテーマは、大それた世界革命などでなはく、「女性の自由」であったという。 ■ そしてこんにち、我々は「女性や子供の権利」を謳いながらもっぱらの抑圧をはたらこうとする権力の脅威に曝されている。 それは、恐らく世界でも数少ない、男女を問わず対等に競いあえる、世界でも数少ない、女性解放を実現した実例である「自由な漫画創作」を脅かすものであろう。 ■ あの「若者の勝利」から3年、いまや我々は権力に押し切られようとするのみである。 この現実を、彼女に見せられるだろうか。 ■ ダレテメな絵です。ごめんなさい。
2013-06-15 08:01:19 +0000