■風呼びの山地の頂。霧の谷が一望できるこの場所にひっそりとそれは現れた。誰が建てたか、誰のためのものなのか、何を意味するのかさえわからない墓標。気が付けば私は無意識に手を合わせていた。
2009-03-27 20:01:11 +0000