■厳しい環境と鉱物資源に恵まれたギガンダル連邦に於いて発展した、魔鉱石応用技術の数々。 その派生系の一つとして、極限まで純粋精製した魔鉱石に精霊や死霊を宿らせ、機械仕掛けの体躯を与えて使役する『機械式魔導人形』の技術がある。 これ等の擬似生命体は革命期、支配者層であった巨人族に真っ向から対抗できる、反乱軍の貴重な戦力であったと言う。(記録によると、戦力比は1:16。非効率としか言いようが無いが、精鋭の魔術師や達人級の戦士の損耗を防ぐ為の選択だったらしい) 【シグナルテ】と自称するこの個体も、そのような魔導人形の一体である。機能や武装その他は至って標準的な個体なのだが、 革命時の交戦記録は圧倒的な戦力比を覆す、単機駆けによる巨人七名(一説には四名とも言われる)の討伐と、
明らかに標準的な個体とは一線を画した戦闘能力を持つ。
恐らく、動力用の魔鉱石に宿した精霊の差による物だと思われるが、平時に於いては隊の規律を破り、職務怠慢、居眠り、よそ見、勝手に迷子になる等と奇矯な行動が目立ち、
挙句の果てに「俺さー、ちょっと人間になる方法を探してくるわ」などと言い残して出奔。
現在は機密漏洩罪・軍用機(身体)の奪取その他諸々24の罪によってお尋ね者となっている模様。【クリックで原寸サイズ】
http://pcb.sipo.jp/?m=c&id=3577933 【カード名|シグナルテ】【フレイバー|彼の者は花。──鋼鉄の躯体に囚われし、花吹雪の精霊。 ~トライホルン戦争記~】【スキル1|バインダーボウガン】【スキル2|魔鉱石の共鳴】
2009-03-23 16:47:59 +0000