もうすぐ端午の節句ということで、描いてみました。歌川国芳「稚立功名鑑 鬼若丸」より。鬼若(弁慶の幼名)が叡山にいた頃のこと。叡山の奥深くに古池があり、そこに金色に光る化物が棲んでいました。そして、近づいた者が幾人もその餌食となっていました。それを聞いた鬼若はその池に向かい、見事、化物を退治しました。その化物の正体は巨大な緋鯉だったとさ。
2013-05-01 06:06:52 +0000