236 ソウルバーナー/悪魔

とり夫

 第236弾は、ソウルバーナー。(不確定は023番サッキュバスで使用した「悪魔」)
 「魂を焼く者」と呼ばれる、サキュバスの上位種です。

 ソウルバーナーはサキュバスと同じく、魔法やエナジードレインの能力を持っていますが、ひとつひとつが段違いに強化されています。
 特に男に対しての精神干渉は強力で、相当な修行を積んだ猛者でも抵抗するのは困難。彼女たちと目を合わせれば、一瞬で棒立ち(意味深)になってしまうことでしょう。

 彼女たちのドレインは戦闘後も尾を引きます。

 一般に人がドレイン攻撃で生命エネルギーを抜かれる際、目がくらむ程の強烈な快感が全身を貫くらしく、初体験の者だとその場で失禁してしまうそうです。
 これが癖になってしまう冒険者もいるようで、こうなった者は知らず知らずのうちに次のドレイン攻撃を求めて魔物の巣へ積極的に足を運ぶようになるのだとか。(その後の運命はお察しください)

 とりわけソウルバーナーのドレインは特殊で、人間の魂の深い箇所を傷付けるため、たとえ生還したとしても徐々に精神を蝕まれて廃人化してしまう例が多いようです。
 そしてこの傷は僧侶の魔法をもってしても治すことはできません。

 ソウルバーナーのドレイン攻撃がこれほどまでに強力なのは、彼女たちの祖先が人類の始祖と関係を持った女であり、それゆえ原初的な部分で人類と結びついているからだと言われています。
 この女の名を「リリス」といい、生んだ子たちはリリムと呼ばれています。
 リリムはサキュバスの別名でもあるそうです。

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2013-04-26 11:12:21 +0000