第235弾は、サンサーラ。(不確定は、025番ソーサリスで使用した「ローブを着た女」)
竜が人の姿に転生したと言われる存在です。
彼らは人として生まれ、人の間で育ちますが、ある時を境に竜としての意識に目覚めます。前世の記憶を取り戻したサンサーラは、同じ竜族の待つ巣へと旅立ち、そこで竜の一員として迎えられることになります。
その後は竜たちと共生し、人の姿のまま竜として生きることになります。
この転生は長老クラスの古竜にしか起きない現象らしく、前世の記憶と知識を保持するサンサーラはときに族長以上の扱いを受けます。
サンサーラの力は強大です。巨竜の膂力をそのまま人型に押し込めたような密度を持っているため、彼らの手にする杖の一振りは破城槌の一撃にも等しく、その肉体は鉄以上の強度を有しています。口からはドラゴンと同じブレスを吐き、魔法の等級としては最上位にあたる竜言語魔法も唱えることができます。
全方位において隙なし。まさにチート。
高レベル冒険者でも喧嘩は売らないほうが賢明といえるでしょう。
幸いにも人間に対して必ずしも敵対的ということはないので、恭順の意思を示せば戦いは避けられると思います。くれぐれも嘘の態度でのだまし討ちだけはしないように。
人よりも高度な知能を持つ彼らは、嘘をつく人間など出会った瞬間に見破っていますので…。
2013-04-24 10:29:38 +0000