やまいぬ姿を現した「異世界の遺産」に三国の精鋭たちが殺到する裏で、彼らとは意を異にする集団もまた遺跡内部に侵入していた。
「求道者」にその力と身を捧げる「信奉者」達である。
各国に根を張り暗躍してきた求道者たちの実行部隊として、今まで巷間に潜伏し、時に暴力や呪力・道力を用いてその勢力を伸長してきた。
そして今、求道者の大願成就を目前にその達成のため冒険者達の足止めをせんとしている。
頭に被っているのは「知を食らう闇」を特殊な術式を以って制御下に置いた仮面である。
彼らをもし生け捕りにすれば、その仮面がなんのためのものか判るはずだ。
敵の手中に落ちた信奉者はその知識・情報を敵に渡すこと無く、その脳髄の中身を葬り去るであろう。
そして、気をつけて欲しい。
信奉者は「仮面を懐に隠し、君の一団に紛れているかもしれない」
人間型のモンスター…というか敵対する人間です。
各国の様々な職能を持つ者が参加していることでしょう。
強さはまちまちです。便宜上”記憶の階層”にタグをつけていますが、全域に出現すると思われます。
2013-04-23 12:18:49 +0000