「だめっス!!!何か、良く分かんないけど、多分、それ聴いちゃ駄目っス、、、!」
マイカの手でその不快な音が一時遮断された。キランは龍態に変わり始めていた手を眺める。
(ああ、そうか。あの音はそういう、、、)
「ありがとう、もう大丈夫。手、離して」
「でも、音、止まっていないんじゃ、、、」
「大丈夫」
有無を言わせない口調でもう一度答える。
「この位なら、むしろ好都合」
この感覚は何十年振りだろうか。
コーゼンヴァーに来てから一度も戻っていなかった姿。力。
「ほら 行くよ」
キランが視線を向けた先には、異端の蒼き炎がいた。
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こちらillust/35098451から
マイカさんillust/34228296をボス戦強制連行(⊙ ڼ ⊙ )
キランillust/34126898
企画元:illust/33956297
2013-04-20 09:21:58 +0000