「『一撃』で『華麗に』屠るのも、大いに結構。だが残念な事に、ここには医師がいる。せいぜい間の抜けた笑顔で大層な仕事に励むことだな」
既に怪我人が出ているという情報を得ていた別の現場を若き医師に任せて(illust/35067959)医院と看護師達を引き連れて駆けつけて来た医師が、血と雨と煙がけぶる現場で眉ひとつ動かさずに救命活動をはじめる。自分と同じ様にドードー鳥らしきものを連れた男がこの騒動の首謀者だという話を聞いているが
(………誰かの為の何かを満たす教えが、誰にとっても優しい教えであった試しはない。ドードー鳥はそういう『矛盾』の犠牲になりゆく者の象徴だ。どうやら随分と高邁な思想とやらを持った男らしいが、いつまで血の海の上に立っていられるのか……)
医師はそんなことを考える。そこに、頭上で轟音が鳴り響いた。
「………治療の邪魔だ。デカブツめが」
<とある街での話>
■描かせて頂きました。こちら(illust/35041253)で盛大に大怪我されていたようですがありったけの医療治癒&回復魔法ぶっこんで救助します!ハイロンドのお二人さん(illust/34942629)&キャプションが大災害だったので突入しました(手しか描けなくて申し訳ないです!)ニュー撃の巨人ことクロムさん(illust/34997296)■片っ端から街の民を救助してますがもちろん非戦闘員が巨人相手に力でやりあって勝てるわけないので(!)手当り次第に患者収容しながら病院ごとダイナミック逃走します。うちの一同(illust/34149277)&モブは【Dodo-Hospital】タグより。
2013-04-18 13:19:42 +0000