とある神社にて巫女として働いている女性。だが、夜になれば「メビウス・ループ」とも形容される首都高速道路・都心環状線(通称:C1)を根城とする「首都高ランナー」に様変わりする。「最近、箱根エリアで勝ち星を挙げまくってるNSXがいる」という噂を聞いた友人の霧雨魔理沙と共に箱根へ遠征してきた。(本当は、面倒事に巻き込まれるのが嫌で、あまり気乗りはしていなかったのだが、魔理沙の必死の説得もあって渋々ついていく事となった)
愛車はAbflugのVer-Mure フルエアロとTBKのエアロボンネット、VOLTEXのGT-Wingで武装されたバーニングレッドのER34型 スカイラインクーペ 25GT-t
首都高の中心部であり、深夜になっても交通量の多いC1を攻めるうえで、過度なパワーや高回転重視のセッティングは足を引っ張るという事を知っており、ER34搭載のRB25のみに設定された可変バルブコントロールシステム「NEOストレート6」の特性を活かし、パワーは400ps程に抑え、低・中回転時のピックアップとレスポンスの鋭さに重点を置いたセッティングに仕上げ、足の方も一般車のスキマを縫って走る事を想定し、モビリティ(機動性)を重視した硬く引き締めた足に仕上げている。(ただし、路面のショックを吸収するためにダンパーのみ弱めに設定している)
その「硬く引き締めた足」という言葉から想像できる通り、機動性を重視しすぎたあまりに安定性を大きく欠いてしまった事で、一瞬でも油断してしまえば即座にスピンアウトというオール・オア・ナッシングな性格の強いピーキーなクルマに仕上がってしまっている。
やっぱり東方二次創作を謳うならば、この方々も出さなければ!という事で・・・・・・ワタスの小説に登場させる予定の霊夢さんと彼女の愛車であるER34 25GT-tを描いてみますた。
なぜにER34?と思う方もいらっしゃると思いますので説明すると・・・・・・実はワタス、いま連載中の迅風伝を執筆する前に「小説家になろう」というサイトで首都高を舞台とした東方モータリゼーション小説を書いていた事があったのデス。その作品で主要人物として登場させる予定だった霊夢の搭乗車種が「紅いER34のクーペ」だったので、その名残なんですね。
2013-04-14 10:12:44 +0000