光を忌む闇、かの庭師の生きた証もこの異形に持ち去られたのだろう。少年が持つ小瓶の庭から、”共に待つ”と誓った廃墟の花が叫んだ気がした。……やらなければ、と、少年は慣れぬ剣を握る。
少年の護衛の幽霊騎士はやれやれと額に手を当て溜息を吐くが、少年の優しさに誇らしさを感じている自分に気付き、思わず表情が緩んでしまう。
幽霊騎士は先に闇と交戦する者達に語りかける。「この子戦ったことないんだけど、どうか少しだけやらせてあげて」
闇と祓う軍医、修道士に授かった送り火を少年と同じく剣に灯した冒険者。二人はちらりと少年を見て微笑み、武器を構え闇と対峙する。「さあ、行こう!」
■こちら【illust/34813206】が格好良かったのでお邪魔します、お荷物がキタヨーー!色々とあると思いますのでこれに限らずですがパラレルでいいのよ。
■お借りしました!(敬称略)
レダ【illust/34119203】
ロイネ【illust/34137745】
■レアーレ(Lv1)とプセフティス【illust/34153219】
2013-04-06 12:43:46 +0000