mochi【http://www.nicovideo.jp/watch/sm20490150】にて公開中！ 【ストーリー】
「デビル様の居場所を知っている」そんな書き出しのコメントがミカエルのブログへ寄せられたのはつい半年前になる。フォース、またはデビルと呼ばれる存在…それは遥か昔、神の右腕と呼ばれていた天使ルシフェルのことである。反逆者となった彼は今も地上を彷徨っている。見つけ出すのは天使が先か、悪魔が先か、そんな最中での知らせだった…コメントの内容はこう続く「彼は今地上界でも冥界でもない世界にいる」と。どうやらそこはヒトか神（と人間から呼ばれる程度の力を持った正しき者）しか入れぬ世界のようだ、なるほど、天使ならば問題なく入れるのだろう。つまり、この情報の送り主はデビルを慕う悪魔共で、我々が連れて出てきたところを狙うつもりだろう、とミカエルは察した。 いずれにせよ向かう先は未知の世界である、「誰も追うな、私が兄を連れて出てくるまで外の守りを固めておいてくれ」そう言い残して彼は独り地上へ降り立った。向かう先は…神々が疲れを癒すために訪れる不思議な世界の湯宿。 ―さて、それから半年が過ぎた。先に痺れを切らしたのは悪魔よりも神であった。
神はアダモと呼ばれる泥人形たちに命じた。ミカエルを連れ戻せと。
―一方、湯屋では１人の老婆が上機嫌であった、弟子であり右腕でもある白龍を失ってからというもの、その代わりを探していたのだ、そこへ１人の青年が舞い込んだ、聞けば「自分の双子の兄を探している」と言う。「人探しかい？なんであたしがそんなのに付き合わなきゃならないんだい、こっちは商売やってるんだ、勝手に嗅ぎまわられたらお客様に迷惑だよ！さっさと帰っとくれ！」だがこの近くで気配を感じるのだと青年は一歩も引かない。この湯屋の主である湯婆婆には彼の捜している男に心当たりがあった。なるほど、どういうわけかこの男には兄の姿が見えないのだろう、そう察するや話しは早い。「しかたないね」彼女はもったいぶった様子で言った。「見たところあんたは大層な能力の持ち主だ、ここであたしの右腕として働くって言うんなら、あんたの兄さんが見つかるまで置いてやろうじゃないか」青年はよろこんで契約を交わした。だが彼は知らなかったのだ、この魔女は相手の名前を奪って支配する事が出来ｒよくここまで読んだね実はエイプリルフールなんだよ
2013-03-31 20:49:18 +0000