もはや樹海そのものと化した扇動者。全視界の全てから津波の様に襲い掛かる触手を白刃の一閃の元に切り払い、リンドウは一歩ずつ、確実に、真っ直ぐに、その中心点へと歩を進めていった。
そしてその背中を『自らの触手』で守りながら、解体屋は切り払われた樹海の蔦を回収し、めんつゆにくぐらせて、つるつると口に含んでいた。
「いや、戦え」
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◆一晩あけたのでちゃんとしたネタ絵にしましたですのよ
お借りしました
リンドウさん【illust/34134571】
自前
解体屋【illust/34131913】
2013-03-23 13:48:32 +0000