207 ミブロ/スプリントメイルを着た男

とり夫

 第207弾は、ミブロ。(不確定は206番の「スプリントメイルを着た男」)
 集団での白兵戦に特化した、精強なサムライ達です。

 動乱の時代に都の警護班として結成された彼らは、反政府組織の取締りという荒事を任務としているためか、非常に攻撃的です。
 その基本戦術は「多数を持って少数にあたること」。相手の4倍近い人数で取り囲み、いっせいに斬りかかることを常とします。
 個人の技量など、この圧倒的な人数差の前ではほとんど意味を為さず、あっという間に討ち取られてしまうでしょう。戦いにおいては、やはり数こそが力なのです。

 このような卑怯ともとれる戦法を取るようになったのも、彼らが危険な実戦に身を置くがゆえ。シビアな戦いを生き抜くにはまず、リアリストであらなければならないのです。
 加えて彼らはサムライでもあります。
 いつでも死ねるよう覚悟を決めている彼らの士気は高く、一度切り結んだ相手には決して背を向けません。まるで訓練された猟犬のごとく組織的に、そして猛然と襲い掛かってくることでしょう。
 ちなみに彼らのあだ名は、「狼」です。

 …と、ほぼ新撰組まんまなミブロ(壬生の狼という意味)ですが、ゲームで再現する場合は、ぜひとも1キャラへの集中攻撃を持たせて欲しいところ。
(DQⅡ 首狩り族の恐怖を、再び)

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2013-03-22 08:53:55 +0000