庄内藩・奇銃兵(慶応四年・秋田)

Ernest

戊辰戦役の戦いの一つ・秋田戦争時の庄内藩兵です。
秋田方面では、薩摩、佐賀藩などの増援を受けた久保田藩などの東北官軍諸藩を相手に奮戦しておりました。
イラストのスペンサー銃をはじめ、主力のエンフィールド銃や後装式のシャープス銃など装備も豊富でした。対する久保田藩は甲冑に火縄銃装備だったといわれています。

陣笠は現存する先丸型、日の丸入りのものです。筒袖ダンブクロの彩色は致道博物館の「戊辰戦争絵巻」を参照(この絵巻がカラーリングの参考になるかは不明ですが、当時奥羽諸藩では黒や紺で統一された軍装は米沢藩兵や仙台藩衝撃隊が「烏」とよばれるくらいで、比較的珍しかった。)

左腰の箱はブレークスリー式スペンサー弾用70発入り弾薬盒です。スリングベルト風な紐の掛け方は北軍騎兵やアメリカ先住民の遺品のスペンサー銃にあったものをマネしました。騎兵用担帯は場合によっては使いづらかったようです。

#Boshin War#military#幕末#スペンサー銃#military uniform

2013-03-01 12:08:01 +0000