「僕たちはガンダムのジムである」っていう本を最近読んだんですよ。ビジネス書だけど面白かったんですよ。僕ら一般人はガンダムとホワイトベースの為に粛々と弾幕をはるんですよ。徒党を組んでニュータイプとかエリートとかを地味に支えるんですよ。それの何がいけないんだっていう内容なんですよ。独立戦争を挑めない時点でジオン系のモビルスーツじゃないんですよ。ザクでもグフでもズゴックでもないんですよ。結局ジムなんですよ。でもいいじゃないですか。ジムでも。地味で誰からも感謝されなくてスクリーンには殆ど映らない役回りであってもジムにはジムにしかできない仕事があるんですよ。僕たちは義務教育と高等教育と或いは大学教育というジャブローを経てジムになったんですよ。絶対ガンダムにはなれないんですよ。でも量産機なんでいっぱいいるんですよ。仲間と友達には恵まれてるんですよ。ガンダムは一機でも強いんで一人のほうがいいんですよ。ジムなんでザクレロとかビグロには勝てないんですよ。そういうときはガンダムに頼むんですよ。それでいいんですよ。結局一年戦争で勝てたのは僕らジムが大量にいたからなんですよ。ガンダム一機じゃ無理なんですよ。戦争は数ですよ。たくさんいるやつがそれぞれ一生懸命自分の仕事をするから一年戦争に勝つんですよ。だからいいじゃないですかジムでも。弱くて雑魚でも。一生懸命自分の仕事を大量の仲間と一緒にやればいいじゃないですか。ジムなんだからそれしかできないんですよ。だからそうすればいいんですよ。ガンダムなんか目指さなくていいんですよ。ジムを極めればいいんですよ。ジムに徹すればいいんですよ。ビームスプレーガンの使い方なら誰にも負けないジムになればいいんですよ。自分の武器に愛を持ち、必死にビームスプレーガンを極めればいいんですよ。それでビームスプレーガン描いたんですよ。いわばジムであり続けるための覚悟ですよ。ジムに徹しジムを極める覚悟なんですよ。ところでビームスプレーガンってジム本体からのエネルギー供給でビーム撃ってるんだそうです。どっかで読みました。出典間違ってるかもしれませんが、もしそうだとしたら、ビームスプレーガンは死ぬまで撃ち続けられるんですよ。ガンダムはライフル弾切れで捨ててたじゃないですか。僕らは最後の最後までビームスプレーガンを捨てなくていいんですよ。ビームスプレーガンはジムそのものなんですよ。
2013-01-12 09:40:43 +0000