『覚悟を決めたふたり』(※キャプション小修正)

画力欠乏症/妄想屋(仮名)

■謎の組織によって、SLAVEチップを埋め込まれてしまったこなつー。コントロールを奪われたこなつーの身体(KONATA-02)は、その意思に反してかがりを襲う…… ■出力や反射速度は互角でも、格闘の素養などなく、しかもこなつーの頭脳を「人質」に取られたかがりは手も足も出せず、防戦一方となる。 ■ついに満足に身動きできなくなったかがり。彼女の身体をも支配下に置くべく、KONATA-02の手がかがりの胸元へと伸びる…… ■その時、その動きが止まった。精神力でSLAVEチップのコントロールを抑えこみ、私の電源を切って、とこなつーは叫ぶ。かがりはこなつーの胸の電源スイッチを押すが、反応はなかった…… ■その時、かがりの脳裏に閃くものがあった。胸部のサブブレインを抜き取れば、KONATA-02はその身体機能を停止し、頭脳体は緊急用バックアップ電源によって守られる…… ■KONATA-02の胸を開いたかがりは、そのサブブレインに刻まれた「SLAVE」の文字を目にする。全てを察したかがりは、その悪魔のチップを引き抜くと、怒りを叩きつけるように踏みつぶした。 ■こなつーの全身から力が抜け、彼女はかがりの胸に倒れこむ。 安堵の表情を浮かべる二人。 ■……しかし、それはさらに最悪の状況を招く。全力運転のまま制御を失ったジェネレータは、オーバーロード状態に入っていた。停止スイッチも利かず、彼女を待ち受ける運命は……『自爆』。 ■そばにいたこなた達や通行人を人払いさせ、かがりはこなつーの元へ静かに歩み寄る。「ダメだよ、かがりも逃げて!」と叫ぶこなつー…… ■「……馬鹿、あんた一人じゃ逝かせないわよ」……そんな彼女を優しく抱きかかえ、かがりはそう囁くのだった……   ■次回・『衝撃の結末』、夕暮れの街に、かがりの絶叫が響く! ■[illust/3194118]←前|続→[illust/3291268] ■「覚悟デレ」ってジャンル、Googleでもヒットしないのに驚きましたw ジャンルとしてはあってもいいような気がするんですが……

#『えす☆えふ』自己二次創作#こなつー#もうひとつのこなかが#Lucky Star#android#鬱展開#覚悟デレ#柊かがり

2009-02-27 20:24:54 +0000