穏やかに陽が沈んでいく。いつの間にこんなに時間が経ってしまっていたのだろうか。そういえば夕飯の支度もしていない。読みかけの頁に栞を挟んで献立の事などつらつら考えようとしていたら、玄関から慌しい音が聞こえてきた。まったく最近の来訪者達ときたら呼び鈴の一つも鳴らさずに、此処を我が家だとでも思っているのでしょうか? ようやく土足で歩き回らなくなってくれただけマシなのかもしれませんが。……どれ、ちょっと意地悪してやりましょう。嗚呼もう、そんなに乱暴に襖を開けて。襖はもっと静かに開けるものだといいますのに。でも、まだ振り向いてやりませんよ。 「菊……」 「って、アーサーさん……?」 ■漫画描いてる最中で、ここだけ無駄に力入ってしまったorz 時々、絵で表現したいのか小説で表現したいのかが解らなくなる。 illust/3191299(理想)→これ(ことの始まり)→illust/3233119(いつかあり得てもおかしくない光景)→illust/3329442(できた)
2009-02-25 00:09:43 +0000