退屈という名の幸福

大竹

少女は空を見上げる。穏やかな昼下がりの暖かい日差しと爽やかな風、魔法少女となる以前になんでもない退屈な風景だと思っていたものが、今ではかけがえのない幸福であると感じるようになっていた。激しい戦いの束の間、彼女はこの退屈という名の幸福をかみしめる。巴マミがその短い生涯を閉じるのは、それから3日後のことであった。

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2012-11-21 13:00:55 +0000