その6は富山・石川・岐阜・愛知の4県です。
石川以外は東海北陸自動車道や特急ワイドビューひだなどで繋がっていますね。
魚津都市圏は「魚津・黒部連合都市圏」と言った方がしっくりくる地域です。規模的にはほぼ同じ。
明智都市圏の郊外である串原村(現・恵那市)は『高杉さん家のおべんとう』で名が広がりました。
その南にある新城都市圏は「しんじょう」ではなく「しんしろ」です。重箱読みってヤツです。
今回特筆すべきは中津川都市圏。10%通勤圏人口はなんと岐阜県内3位ながら、
『都市雇用圏』は設定されておりません。
これは中心DID人口が8,000人程度しかいないのが原因です。
さて都市雇用圏の設定において必須条件となっているDID(人口集中地区)は、
国勢調査の「基本調査区」という小さな区域の人口および人口密度によって決定されるものです。
基本調査区は文字通り「調査」するためのものであるため、
必ずしも市街地ごとにキッチリ区分けされているわけではなく、
場所によっては農地、山林、その他もろもろが含まれることもあります。
そのせいで人口密度が低く抑えられ、結果DIDの範囲が小さくなった……
んじゃないかと密かに思っています。しかし真実は果たして誰ぞ知る。
2012-11-15 15:09:50 +0000