*さて、本日の短時間挑戦からバイクで御座います。
御覧の通りシルエットはとても素直なフルカウル品。
ですが、普通部品同士の切れ目というのは何かしら稜線の谷間であったり切れ目であったりする物なのですが、こちらは稜線の真ん中であったり途中であったりと兎に角ひねくれております。
説明し辛いのですが、お車で申せば天井やボンネットのみ別の部品というのであれば解るのですが、天井の三分の二から別の部品、ボンネットの左半分だけ別の部品と言ったとても奇妙な分け方で御座います。
アーティスティックでは御座いますが、違和感を感じる方も少なくはないかと。
そのお陰も御座いまして兎に角骨を折り、バランスは取れた物の、お時間は35分という結果に。
*本日のバイクはBMW社のK1300S 30th Anniversary Edition。
要はKシリーズの30周年記念モデルで御座います。
子細等は解りませんが、赤白黒のトリコロールで、特別仕立ての風防や排気管、第二世代のセーフティーパッケージ等々、やはり記念モデルらしく特別装備が標準設定で付いてくるそうです。
外見的特徴は兎に角素直なシルエットで御座います。
しかし、それはシルエットまで。
カウルの各部品の継ぎ目が構成部品の途中で形作られておりまして、兎に角特異な作り。
機関部などは当然1300ccクラスを支えるので堅牢に、且つ丁寧に纏められている様な気が致します。
前後輪とも、それを支える支柱がややデザイン的で御座いますねぇ。
その他の部品が逆に丁寧に事務的に作られているので余計目立ちますね。
*本日の搭乗者さんはやはりこの三色で御座いますので紅白巫女さんで御座います。
一度お気に入りを入手すれば後は他の人へ回す際にお米等を頂くちゃっかり物の紅白巫女さん。
勿論、死ぬ程困窮はしておりませんので、その必要性も御座いませんが、性格なのでしょう。
そして、今回もカッパさんからの連絡で他へ転売する為に工房へ。
しかし、そこで出会ったのはオーソドックスでありながらしっかりとデザイン性も重視した中々に野心溢れる作品。
記念モデルと言う事もあってカッパさんからも転売よりはご自身の足にすべきとのお勧めも御座いまして今回は目出度くお迎えに。
未だ未だゆとりのある倉庫兼、車庫に又一台お仲間が加わるのでした。
2012-11-01 09:38:16 +0000