よく都市圏の代表的な例として使われる『都市雇用圏』は
中心市町村のDID人口が1万人を超えていることが主要な条件の一つとなっていますが、
じゃあ1万人以上が密集していない、すなわち都市雇用圏が定義されていない市町村は中心性が無いのでしょうか?
そういう小規模な市町村の経済域ってどうなってるんでしょうか?
てなわけで、
1.DIDおよび昼夜間人口比率(昼夜比)の条件は全て無視する
2.二つ以上の自治体から構成される総人口25,000人以上の圏域とする
2.1.中心地が「市」である場合は人口要件を有しない
3.中心地が西暦2000年時点でのいずれの都市雇用圏にも含まれない
4.自治体、人口、面積、通勤率は全て西暦2000年12月31日時点のものとする
5.それ以外は都市雇用圏に準ずる
という条件で集計してみました。2.の「総人口25,000人以上」というのは、
もともとは「総人口30,000人以上」つまり「圏域内のみの合併で市制施行できる」ことを条件としていたのですが、
一つぐらいは北海道にも圏域を設定したかったのでこんな数値にしちゃいました。要は私情です。
画像中では【○○都市圏】と銘打ってますが、DIDがほとんど無い以上『都市』を称するのは
いささか僭越な気もするので、本当は【○○雇用圏】とかにした方がいいんでしょうきっと。
でも……【都市圏】って響きがいいので、つい。やっぱり私情です。
2012-10-29 15:34:56 +0000