【命の系譜】血杯のオルグーレ【第2世代】

藍宙 潤

黄昏暮れ宵闇が迫るころ、残虐な舞台にかの竜は降り立つ。
怒りか憎しみか、残されたのは緋色の炎とかつてあったはずの寂れた土地である。


◆リントブルート
 深紅色の鱗と青き翼を持つ吸血の竜族。
 日光を浴びてもすぐ死することはないが、動けなくなるぐらい重症化するので行動は日が沈んだ夜。
 金銀・アクセサリーなど光物を好み、他の生き物に化けては貴族の屋敷などに潜り込み奪っていく。
 奪った物は、たいてい巣に持ち帰るか求愛の際に雌に捧げる。
 自分の体に近いぐらいの量を吸血すれば、1週間ぐらい飲まずと平気。
 また、吸血した血の一部は角に集まり、血の鉱石となる。
 その珍しらさ、また鱗は武器や防具になるため、ある日サブノック人【illust/30328607】に攻められ
 住処を逃れていた一匹のみ生き残っている…
オルグーレ【Orugurea】
 「失い恐れるモノはない。彼の地が取り戻せるなら全てを奪い、その身を果てよう…」
 「これは罰であると言うのか、杯を満たしてもこの渇きが癒えることはない飢えの苦しみは」

 一人称:我・私 二人称:己 全長・全高:13m・4m 年齢:25
 吸血竜リントブルートの生き残りであり若き当主。
 当主を引き継ぎ、その後婚姻を結ぶ予定だった相手に金銀等捧げるため出かけている間
 一族はサブノック人に攻められ、彼が戻るころには暴国の地に成り果てていた。
 怒りに任せ仇打たんと大国に攻めはいるが、返り討ちにあいとある交渉を持ちかけられる
「多くの混血を殺したら土地だけでも返してやろう」
 嘘か真か、だが当主として自分の不甲斐なさに悔やむ竜は、せめて土地だけでもと承諾する。
 暴兵と共に彼は、また一つの悲劇の幕をあけるだろう…癒えぬ渇きに苦しみながら…
 本来は、争いをさけるが仲間思いの穏やかな性格である。
寄り添い守るべき方ができました!フランさん【illust/30637492
 「愚かな私の傍にいると言うのか…フランこの罪は許されるものでなかろう、だが、貴方だけは守り抜いてみせよう」
 「我が愛しき花、月光輝くその姿なんと美しくあるか」


※【追記】婚姻をしたきっかけに、サブノック側に裏切る形になりました。種族上、金品盗んだり・吸血を行うことがありますが、混血狩りをすることはなくなりました。

❀企画元:命の系譜【illust/29080459】二人目投稿させていただきます。設定が複雑ですので、問題ありましたらご報告ください。
婚姻のメッセージは、2・3日お時間もうけさせて頂きます。
交流タグはつけてませんが、悪役でもモブでもご自由に描いてくださって構いません!
彼の飢えを潤す素敵な方ができたら~また仇設定もご自由にどうぞ

#[Genealogy of Life]#[Genealogy of Life] Male#【命の系譜】第2世代#✽ピヨコメット✽#[Genealogy of Life] Already married#◆血染めの花#+×スイセイケイフ×+

2012-10-10 18:36:40 +0000