キャン「あなたね みんなが言ってた目つきの悪い人は」豪炎寺「俺にかまうな」
キャン「だめよ この島じゃ よそから来た人は目立っちゃうもの あなた何か理由があってここへ来たんでしょ?」
豪炎寺「何で俺にそんなに構うんだ?」
キャン「あなたの目 怖いけど すごく悲しそうな目をしてるから 何か理由があるってわかるの だから悪い人じゃないと思うわ」
豪炎寺「ふっ・・ずい分のん気だな 本当に俺が悪人だと思わないのか?」キャン「私はそういうのには人一倍敏感なの 本当に悪い人なら声をかけずにおまわりさんを呼ぶわよ そうだ 隠れるのにいい場所があるの 案内してあげる」
豪炎寺「すまない」
キャン「いいの そのかわり あなたの話もっと聞かせてね」
綱海「おーい!キャン!!何やってんだー!?」
キャン「大変!綱海たちが来るわ!どうしよう・・・そうだ これを着て!!」
綱海「お前 もう練習の時間だぞ・・ん?何だそれ?」キ
ャン「あ あのね 親戚の赤ちゃんを預かってるの!」
池宮城「へー ずい分大きいねー」
綱海「そりゃ 今の子は発育がいいからよ こりゃ将来が楽しみだな」
キャン「そ、そう!本土の子は特にね ほーら たかい たかーい!」
池宮城「わー 喜んでる 喜んでる かわいいねー」
綱海「おーおー しっかり食ってもっと育てよ! 大きくなったらチームに入れてやるからな!」
豪炎寺「・・・ほかに方法がなかったのか? それにしても底なしにのん気だな この島の人間は・・・」
2012-08-22 12:44:37 +0000