丘■ギルドアに伝わる唄がある。ある一定の小節を何度も繰り返すその唄は三日三晩にも及び、詩の全貌を知るものはもはや存在しないとされている。しかしながら、その特徴的な旋律は伝承を飛び越え、現代に至ってもわらべ歌として子供たちの間で永く親しまれている。古くからギルドアに住む者であるのならば、どこかで聞いた覚えがあるのではないだろうか。オルドア東部が黒い雪に包まれたあの日、天高らかにその唄を奏でる笛を聴いた者が在ると言うが、不死に侵された戦場を往く笛吹きなど居る筈もなく真意の程は不明である。 ■何者かに呼び止められ、赤く染まった視界が開く。ああ、この世とはかくも水面のように移ろうものであったのか。「我らは渡し守、死に迷いし旅人を誘い導く境界の番人だ。夜渡りよ、感謝しよう。ただ一つ遺された意志すら失くしてしまうところだったよ。」 ■■■精霊祭囃子：渡し守に伝わる詠唱。自らの楽器を用い三日三晩唱え（謡い）続けることで術式の完成となる。【詠唱中の効果：幻術からの開放、不浄な存在の浄化】【術式の完成：浄化によって引き剥がしたあらゆるモノの淀みを魔力に変換】【効果範囲：音の木霊する範囲】術の完成を以ってエンドランドの不浄の力を魔力に変換し、竜脈に力を注いでみたりできたらｲｲﾉﾆﾅｰな試み。■こちらillust/28120219で喝を入れて頂いたので最後の最後に働きました脱PFニート！！！ マディナさん：illust/26891583 ■渡し守：illust/27088068 ■期間中の投稿はこれで終わりになります。最後はどうしても通商連合として参加したかったのでこのようにタグをつけさせていただきました。ギルドアもエンドランドも幸せにおなりよ…。※都合の悪いところは全てパラレルでお願いします。 ■一緒に歌っていただいた！→illust/28193890
2012-06-24 11:42:43 +0000