しばうおおぉおお👓「ねぇねぇ知ってる？」 「何？」 「あの果ての森に棲んでるっていう・・」 「あぁ・・あの気味の悪い・・」 「昔は世間を賑わす●●●だったらしいけど・・」 「昔って！私たちと対して変わらない歳でしょ？」 「そうだったっけ？」 「なんでも奥さんが●んでから一気に」 「あー・・それで白髪・・余計に歳に見えるわね」 「でも本当かわいそうよね」 「そうよね。ずっと研究を続けてるらしいけど」 「無理に決まってるじゃない。いくら有望な科学者だったからって」 「いいかげん目を覚まさないのかしら」 『『彼女はもう目覚めないのに』』
■■■かつて有望な科学者だった男と、その妻の成れの果て。よほど幸せな日々を過ごしていたのか、彼には妻がこの世にはもういないという現実を受け入れることが
できないようだ。彼女を自身の力で蘇らせようと何年も森の中の研究所に閉じこもっているという噂■■■
2012-06-09 12:02:30 +0000