少年は、親切にもエルドールまで連れて行ってくれると言った。ナビコを肩に乗せ所属しているギルドの陣へと歩き始める。「ほんとに助かったんじゃよ~。ところでこの不思議な霧はなんじゃろ??」「え、と、魔法です。今の森は危ないですから...用心して、目くらましをかけていく、ですよ。」「ほぅ おぬし魔法が使えるのか!頼もしいのう」「あの、ごめんなさい、そんなに頼もしくないと思う...です」「そうかの?」 控え目な性格だが力量は確かなようだ。ざわざわと落ち着かなかった森の空気が、霧が出ると同時にすっかり静かになっていた。 ::: クロスフェードのアル・ディ君【illust/26913741】に拾って頂きました!エルドールまで行ければいいなと^^
2012-05-26 13:51:56 +0000