【PFSR】拘束卿【ルザリア】

毒屋群青

第二章にて戦死 illust/27501505

「そんな目で私を見るなよ、気持ちよくなってしまうではないか」

名前:ヒユロカ 自称:拘束卿(ロードバインド) 種族:人間 性別:女性 年齢:22歳 身長:160未満 特技:拘束術 一人称:私 二人称:名前、もしくは貴方 口調:紳士的でやや芝居がかった印象 所属:強襲民族バルバロイillust/26899805 (武陣希望)

 バルバロイの民の女性。魔力を練って作られた伸縮自在収納自在の丈夫なロープ(両手に持ってるイカソーメンみたいなの)を使う「拘束術」に長ける。ただし、敵を縛るのではなく自分を縛る。

●ヒユロカの先祖の歴史~拘束狂、爆誕編~
 バルバロイの民である彼女の先祖は、元々魔法のロープで敵を拘束して戦う拘束術を使う戦士だった。しかし、大陸を移動中に出会った「己の性癖を特化して戦う異国の者達」(先祖曰く、ロリコンの紳士達)の影響を受けて、「己を縛ることで戦闘力を高める」という間違った進化を遂げる。しかし、よせばいいのになかなかの戦果をあげちゃったものだから、以後「拘束狂(バインドマニア)」の尊称(?)で呼ばれることに。

●ヒユロカの歴史~拘束郷、恥誕(はずたん)編~
 とはいえ、そんな変態めいた戦い方をしたくないのが彼女、ヒユロカ。しかし、他の兄弟達は拘束術の素質に乏しく、性質と運と性癖が悪いことに彼女が歴代で最もその才能があるため、嫌でも後を継がなければならない有様。勿論親父と激しく口論して断固拒否を続け、「拘束術は一子相伝だ!」というあからさまな後付け設定を出された時には殴り合いにまで発展、最終的に「悲しいけどここってバルバロイなのよね、そんな甘えは族長が許しませんしー!」という、顔面血だらけの親父(終始劣勢だったそうな)の殺し文句に心が折れるヒユロカ。しかし、継ぐ代わりに以下の条件を承諾させることには成功。

・「拘束狂」と呼ばれるのは恥ずかしいので「拘束卿」に。 ・対外的(つまり部族以外)には男性ということで通す(部族を離れて定住していた一部の牧陣にはバレてないかも) ・女性だとバレるのが嫌なので百足甲冑(コロロロコと呼ばれる巨大なムカデの屍骸で出来た鎧、頑丈だがムカデ臭い)で暮らす。

 そんなヒユロカ……もとい拘束卿だが、歴代最高の才能は本物で、己を縛った状態では物理現象を凌駕した力を発揮する。両腕を縛った状態で敵を殴り倒し、両足を縛った状態で千里を駆け、完全に地面に固定された状態ならば身動き一つせず敵の攻撃を避けるなど。
 武器にも精通し、両腕を縛った状態でも近くに弓矢があれば、瞬時に矢を射ることができる(物理現象を凌駕しているので、ほぼノータイムで矢が飛んでくる怖さ)

 また、毒や麻痺、鈍足効果などの状態異常、湿地帯や火山地帯などの劣悪な環境、劣勢な乱戦の戦況下など、ヒユロカ……もとい拘束卿が「縛り」と判断した場合は戦闘能力が大幅に上昇する。
 ただし、ロープで体を縛っていない時や、草原や平原など、「縛り」と判断できない開放的な状況下では戦闘力が極端に落ちる。また、女性だとばれそうになると途端にあたふたと慌て出す欠点もある。

【pixivファンタジアSR公式目録】illust/26890887

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2012-04-30 09:13:25 +0000