この画像は、先般サンタ狩り斥候部隊が半年の潜伏の末、撮影に成功したものである。彼らはサンタの中でも屈強中の屈強の戦士達で「バージニアの使徒」若しくは「白の者たち(White13)」「染初め」と呼ばれているらしい。攻撃者として対峙すれば撃破は勿論生還・逃走も絶望的といわれる。彼らの戦闘能力について詳細を知る者はほぼ皆無だったため、今回の画像は非常に貴重なものである。なお、情報提供者は画像送信時には既に行方が分かっていない。前年の掃討作戦からの報告によれば彼らはリーダーというべき存在はなく、各々独自で行動するという。だが、各々の結束は強固らしく、連携で行動されたら彼我戦力1対20であっても撃破は困難だと言われている。また、共通して純白の衣装をしており、戦闘の過程で血に染まるといわれている。画像から推測するに「白の者たち」は13体確認されており、そのうち3体が女性、1対が巨大な狼の姿が確認できる。奇跡的に生き延びた兵士の証言によれば「20名程立ち向かったが、突然同時発火し全員焼け死んだ」とか「目の前に直線が光ったと思えば味方の首や腕が飛んでいた」や「突然砲弾(RPG)が十数発同時に飛んできた。それまで時を止めていたかの様に」「目を盗まれた」など、理解の範疇をこえるものが多く、彼らの正体については全くという程把握できていない。
2011-12-17 15:29:09 +0000