ドラえもん(22世紀版)

あだちレイ(小説、マンガ)

ドラえもんは、20世紀末に、21世紀の未来から
やってきたロボットでした。しかし、現在、21世紀
です。ですから、ドラえもんは、22世紀へタイムスリップ
したのです。そこで、新たな少年と出会います。

マンガというのは、組み木人形のようなものを使って、物語を見せるものです。
背景は、遠近法を用い、パースなどとよばれます。要するに、背景と登場人物ですから、
われわれの現実を表現しやすい。

映画をとろうと思えば、俳優に給料を支払う必要がある。ロケをすれば、交通の
問題もあります。ある監督は、天候が気に入らないと、撮影を延期したそうです。

その点、マンガは自由だ。ケント紙にかかなくても、ノートにかけば作品になる。
それが、自分の人生に影響を与える。

ぼくの最初のマンガは、おそらく「丸ちゃん、ダイちゃん」と思います。
母は内職をしていた。これは、野球マンガだった。当時、水島先生の
「ドカベン」がはやっていました。山田太郎の顔は、台形だ。

マンガ好きといっても、毎週ジャンプを買う余裕はなかった。家は貧しかった。
楽しみといえば、2ヶ月に一度くらいのペースで出版されるキン肉マンのコミックだった。
表紙の色彩も楽しみだった。そういった気持ちのまま大人になってしまったし、
同世代、多いだろう。

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2011-10-14 08:35:15 +0000