公道の帝王

こんぶだし
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今度こそロードペーサーを。 ■マツダ・ロードペーサーは前述のステーツマン・デ・ヴィルなどと同じく豪州より輸入した車を改修し販売されたもののひとつですが、ロードペーサーが他の日豪混血車と異なる点は、ホールデン・HJプレミアの車体にマツダのシンボル・ロータリーエンジン(ルーチェに初搭載され、FD型RX-7まで使われる13B型)を搭載してる点で、これが効いたのか他社の混血車よりも多い(といっても一般的には決して多くない)およそ800台が生産・販売されました。 ■元々大排気量の直6やV8を載せる車なので、トルクの細いロータリーエンジンでは十分な動力性能を得られなかった、と言われてますね。あと、燃費もオリジナルのV8以上に劣悪だったとか…。 また、ステーツマンのキャプションで描いたように、ステーツマンとは兄弟関係にあります。ただ、あちらはホイールベースを延長しショーファー用途にも耐えられるフルサイズとして作られていましたが、プレミアは本来中型ファミリーカーだそうです。 ■この車もナンバー付きはもう数台ほどしかないそうです。香港やオセアニア地区に持ち出された物も多いそうで。スーチャーさん(user/2055313)の絵でも紹介されてますが、希少な現存車(車検は切ってあるようですが、動態保存されてます)を久留米のとある修理工場にて見ることが出来ます。グーグルマップのストリートビューでも見れるので良かったら探してみてください。他にもレアなマツダ車が置いてあります。 ちなみにその修理工場の個体、リアバンパーはバックランプが内蔵される後期型のものなのですが、どうもフロントグリルは前期型の格子状のもの(後期は縦桟が強調される)のようで、もしかしたら過渡期に存在した「中期型」かも…? ■次はいよいよラストの「アイツ」ですかね~

#doodle#car#日本車?#Mazda#日豪混血車

2011-10-04 13:04:42 +0000