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ぼくはあのリーズの騒動から気になっていた一人の少年が石畳に座ってぼんやりとしているのを見かけて、さり気なさをよそおって、すとんと少年の横に腰を下ろす。
この街が大変だったとき、この少年も小さな手に剣を握って戦ってたのをぼくは知ってる。
そして、自分の技術がまだまだなんじゃないかって、思い悩んでるのもなんとなく分かった。
そんなまっすぐな心の持ち主が元気なくしょんぼりしてるのはなんだかちょっともったいない気がしたから、気晴らしにならないかと思ってぼくは笑顔で少年に声をかけたんだ。
「やぁ、マイケルさん!今度ぼくパラヴィアって街に新しい食材探しに行こうと思ってるんだけど、一緒に行かない~?きっと楽しいものとか美味しいものとかあると思うんだ~」
それは友情かも、憧れかも、ほんのちょっとの懐かしさかもしれなかったけど。
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同じヴァーナのウォーリアつながりで、マイケルくんをパラヴィアに誘ってみるよ!独りぼっちは、寂しいもんな。
……あ、別に何かあれば断っていただいても全く構いませんので…!
お借りしました!
勇気ある小さな剣士・マイケルくん【illust/18799970】
勇気とかは特にないうちのケーシィ【illust/18945081】
2011-09-14 17:58:34 +0000