「怒蠍尾竜(ムシュフシュ)」です。獅子の前足に、猛禽の後ろ足と蛇の胴体、そして蠍の尾。ちゃんぽんな感じでいかにも強そうな外観を持つ竜ですよね。(あんまり表現できてないですけどね…)個人的に描いてて楽しい竜でした(笑)~~~F.T.G.31(フレーバー・テキスト・外伝)~~~「森界剛猿」にとどめを刺そうとした瞬間、「淵魔公爵」は何者かにはじかれた。数千年という年月の間、不意をつかれたことの無かった「淵魔公爵」は、状況把握が一瞬遅れる。(淵魔公爵)「お前は…太母神の仔、十一神柱の一柱『怒蠍尾竜』。なぜ、貴様がここにいる?太母神の差し金か?我が前に立ちはだかるということは、それ相応の覚悟あってのことだろうなぁ?」怒気を含ませ、心臓に響く声で、邪魔をした「それ」に話しかける。(怒蠍尾竜)「我が母は、お前とは違う道を選ばれた。我等、十一の仔らはその意思に従うものなり。全ては「あの男」が作る新しき世界の成功に向けての布石でしかないが、それが母の願いであり、我等の目指すものである。」「淵魔公爵」の顔からは笑いは消えていた。(淵魔公爵)「やはり、我が願いは我が力で完遂するしかないのか…。長きに渡る時間を付き添ってくれたお前とその子供らをこの手で消さねばならぬとは…」傍若無人に振舞う闇神の背中に悲しみが漂う。
2011-09-02 12:09:05 +0000