ダマスクスへの途上

№37304

海江田艦長はキリストを意識してるらしいので、そんじゃーベネット大統領はパウロか、ぐらいの動機で描かれた一枚。トーガ描けなくて似非ローマ風衣装になったから聖人にでっちあげられたのは秘密。後ろの馬はカラバッジョの『聖パウロの改宗』(http://art.pro.tok2.com/C/Caravaggio/StPaul.htm)のトレス。パウロはよく絵画で青+赤の星条旗カラーの服を着てるんで似合うかな、と数年ぶりに色塗りまでしてみたのですが、そのせいで余白が目立つ目立つ。なれないことはするものじゃありません。 ■聖パウロ、ユダヤ名はサウロであり、元は熱心なユダヤ教徒。はじめはキリストらを迫害していたが、キリストの磔刑後、ダマスクスへ向かう途上の道にて、復活したキリストから「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか」と呼びかけられ落馬、一時目が見えなくなるも、キリスト教徒が彼のために祈ると目から鱗のようなものが落ちて再び目が見えるようになる。これ以後、彼はパウロと名乗りキリスト教の布教に尽力することとなる。復活したキリストと出会い落馬する場面は、「パウロの改宗」として絵画によく描かれる。絵画では象徴として剣が共に描かれることが多い。

#沈黙の艦隊#ベネット大統領

2011-08-16 04:30:43 +0000